住み慣れた住居で、
身体状況に合った安心できる
住環境のご提案を
させていただきます。
介護保険について
現在、急速な高齢化社会の中、国全体が介護の問題を抱え、今後の大きな課題となっております。
その様な環境下、介護保険制度は介護を地域で支え、お客様が多種多様な介護サービスを選択し利用できる仕組みです。
介護保険制度の概要
保険者は市町村です。40歳以上の方が被保険者となり介護保険料を負担し、介護が必要になったときに要介護認定を受けて、多種多様な介護サービスを利用できるようになります。
サービスの内容と利用限度額は、要介護度などで決まり、そのうち自己負担額は、各利用者様の負担割合に応じた額となります。
住宅改修
手すりの取り付けや段差を解消し、転倒事故防止、自立支援の促進、介護負担の軽減等を目的としたサービスです。
要介護認定を受けた方は、20万円を上限として住宅改修の費用が支給されます。(※自己負担額は、上記下線部のとおり)
介護保険が適用される住宅改修
-
手すりの
取り付け -
床段差の解消
-
滑り防止、
移動の防止のための
床材の変更 -
引き戸などへの
ドアの取り替え -
様式便座等への
便器の取り替え -
その他のこれらの
工事に付随して
必要な工事
ご利用の流れ
要支援・要介護認定された利用者様は
担当のケアマネージャーに
ご相談ください。
- STEP.1
- ケアマネージャーさん等へのご相談
- STEP.2
- 住宅改修前の事前申請を行います。
- STEP.3
- 住宅改修の許可通知到着後、施工いたします。
- STEP.4
- 改修完了後、必要な書類を申請します。
住宅改修費の支給の決定
住宅改修事例集
玄関・廊下・階段
POINT安全に外出できるように、段差の解消、スロープ・滑り止め・手すりなどの改修が考えられます。
- ●段差の解消
- 上がりかまちと土間は踏み台を作るなどで調整します。手すりをつけることも重要です。
- ●つまづく原因を取り除く
- 玄関マット、スリッパなどつまづいたり、滑ったりする原因のものは置かないように気をつけ、また滑り止めをつけましょう。
- ●廊下の改修
- 車椅子での移動が必要な場合は、廊下の幅を広げて曲がりを少なくしなければなりません。手すりも必要となります。
- ●居間の改修
- トイレに近く、日当たりの良い1階に居間を配置できると最良です。体の状況に合わせて、安全で使いやすい環境に改修することが重要です。
- ●段差の解消
- ベッドや車椅子の利用を考えると畳敷きより板張りの方が便利です。ウッディカーペットなどで簡単に板張りにする方法もあります。
トイレ
POINT利用頻度が多くなっても、適切な用具を取り付けることで安全に快適に使用できます。
- ●照明
- 暗いトイレは危険です。極力明るい照明に変えましょう。
- ●床
- 水に濡れても滑らず、水ふきができるものを選びましょう。
- ●段差
- 出入り口の段差を解消しましょう。
- ●手すり
- 利用者の身体の状況に合わせて、必要な場所にだけ取り付けましょう。
- ●便器
- 洋式が望ましいです。便座は暖房・洗浄機能付きのものにしましょう。
- ●暖房
- 薄型のヒーターパネルなどを取り付けるといいでしょう。
- ●扉
- 引き戸が最良ですが、無理ならばできるだけ出入りの邪魔にならないよう配置しましょう。
浴室
POINT転倒などの事故が多い箇所です。安全に入浴するために、段差の解消、手すり、滑り止めの改修が考えられます。
- ●浴槽
- 身体の状態によって取り替える必要があります。入りやすくするために移乗台を取り付けたり、浴槽内に滑り止めを取り付けたりします。
- ●風呂釜(給湯器)
- 身体の不自由な方でも自分で操作しなければならない場合は、温度や水温の設定まで自動ででき、操作の簡単なものがいいでしょう。
- ●水栓金具
- 蛇口は動かしやすく、温度調整がワンタッチででき、熱湯が飛び出さない安全なものにしましょう。
- ●段差
- 脱衣所などから浴槽に入る時の段差は、床そのものを高くするか床面の合った木製すのこを敷くことで解消します。
- ●手すり
- 身体の状況に合わせ必要な場所にしっかり取り付けましょう。
- ●扉
- できるだけ引き戸にしましょう。折戸でもいいですが、ガラスは控えアクリルなどの材質が安全です。